顔は白いが目は黒く、さらに目の後ろから喉を通る黒い帯模様があるのが特徴である。和名の「ヒゲペンギン」は喉を通る帯模様を
あごひげに見立てたものである。また、英名の"Chinstrap"は
帽子や
ヘルメットのあごひものことで、これもやはり喉を通る帯模様に由来している。なお、学名の種小名"
antarctica "は
南極を意味する。現在日本において南極のペンギンといえば
コウテイペンギンか
アデリーペンギンであるが、第二次世界大戦前に日本で南極のペンギンといえばヒゲペンギンを指していた。このため、「ナンキョクペンギン」の和名で紹介している書籍も、当時は存在した。
ヒナは約1ヶ月ほど巣にとどまり親鳥から給餌を受ける。大きくなったヒナはヒナ同士の集団「クレイシュ」に集まり、2ヶ月ほど親鳥から給餌を受けながら集団生活をする。充分に成長したヒナは成鳥の羽毛に換羽して海へ旅立つ。