:最古の
代数学書のひとつで、ラテン語に訳された。jabrは「バラバラのものを再結合する」という意味の jabara を
語根とする語で「
移項する」を原義とし、英語のアルゼブラ(
代数)の語源となった。この著作にはプラス記号マイナス記号、
アラビア数字は使用されていなかった。
未知数は
根 (ラテン語訳 radix) あるいは「もの」(ラテン語訳(12世紀) causa) と、また、未知数のうちで
平方(ラテン語訳 census, 財産) や
立方 (ラテン語 cubus) と表現されていた。
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チェスターのロバート(あるいはバスのアデレード)によりラテン語名『アルゴリトミ・デ・ヌーメロ・インドルム (Algoritmi de numero Indorum)』(直訳『インドの数に関して、アル=フワーリズミー』、意訳で『実用算術についてのアルゴリズムの本』)という題で翻訳され、ヨーロッパで知られた。この本には、
四則演算、
代数方程式の解法、
二次方程式、
幾何学、
三角法、数の
十進法表記で 「
0」ゼロ を空いている桁に使用することなどが書かれていた。この翻訳本の通称『アルゴリトミ』は、それから 500 年にわたってヨーロッパの各国の大学で数学の主要な教科書として用いられた。計算の手順を意味する
アルゴリズム (Algorithm) や
オーグリム (augrim) という言葉はこの書の冒頭 Algoritmi dicti (アル=フワーリズミーに曰く) に由来する。